ChatGPTの日本語での使い方は?
日本語設定の有無や注意点

   

この記事でわかること
  • ChatGPTを日本語で利用する方法
    ブラウザ版・アプリ版の使い方や、日本語インターフェース設定の手順を解説します。
  • 日本語利用時の注意点とトラブル対処法
    回答が英語になる、生成が途中で止まる、日本の情報が出ないといったエラーへの対処法を紹介します。
  • 精度を高めるコツと活用方法
    プロンプトエンジニアリングやデータの読み込み、翻訳の工夫など、日本語でより精度の高い回答を得るための方法を学べます。

ChatGPT(チャットGPT)は、米国のAI研究開発企業OpenAIによって開発された生成AIサービスです。2025年現在は最新モデルGPT-5を搭載し、世界中で急速に普及しています。ChatGPTは無料版・有料版を問わず日本語で利用でき、業務利用においても安定した日本語環境を提供しています。本記事では、ChatGPTを日本語で使うための設定方法や質問のコツ、さらにトラブルへの対処法について解説します。初めて利用する方や、業務で信頼性高く活用したい方はぜひ参考にしてください。

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ChatGPTとは

ChatGPTは、米国のAI研究開発企業OpenAIによって開発された対話型生成AIです。2022年後半にGPT-3.5を基盤としたサービスとして公開されて以来、自然な会話能力と応用範囲の広さから世界中で急速に普及しました。2025年現在は最新モデルGPT-5を搭載し、単なる自然な対話にとどまらず、エージェント機能や外部サービスとの連携も可能な生産性プラットフォームへと進化しています。

ChatGPTは当初英語表示のみでしたが、現在は有料プランを中心に日本語インターフェースも公式にサポートされています。また、無料版でも質問や回答は問題なく日本語で行えます。

ChatGPTの仕組みや学習方法などについては以下の関連記事も参考にしてください。

ChatGPTの最新情報

2025年後半現在、ChatGPTは最新モデル「GPT-5」を搭載しています。GPT-3.5からGPT-4、さらにGPT-4 Turboを経て進化し、知能・速度・利便性の面で大幅に強化されました。GPT-5は無料プランでも利用可能であり、Plus、Pro、Team、Enterpriseなどの有料プランではエージェントモードやコネクタ機能、拡張されたファイル処理機能など高度な機能が提供されています。

GPT-4 Turboと比較して、GPT-5では以下の進化が見られます。

  • 回答精度と問題解決力の向上(日本語含む)
  • 学習データの更新とハルシネーションの大幅削減
  • 長文処理のさらなる拡張(柔軟に大規模テキストを扱える)
  • エージェント機能(複雑なタスクを自律実行)
  • コネクタ機能(Google Drive、Gmail、Slackなど外部サービスと連携)
  • パーソナライゼーション(AIの応答スタイルやメモリー機能の強化)
  • 高度な音声モードの拡張(日本語対応)

これにより、ChatGPTは単なる対話ツールから、生産性を最大化するための統合プラットフォームへと進化しています。

 

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ChatGPTを日本語表示に設定変更する方法

ChatGPTのインターフェースは当初英語のみでしたが、現在は有料プラン(Plus、Pro、Team、Enterprise)で公式に日本語化設定が利用できます。無料版では公式の日本語化機能は提供されておらず、Google Chromeなどのブラウザ翻訳を使うのが一般的ですが、エラーや表示不具合が起こる可能性があります。

日本語インターフェースを設定する手順

  1. ChatGPTにログインし、画面のメニューから 「Settings(設定)」 を開く
  2. 「General」タブ の 「Locale(Alpha)」 から「ja-JP」を選択

これにより主要な画面表示が日本語になります。ただし、この設定はブラウザ版のみ対応しており、スマートフォンアプリ版では現在も英語表示が基本です。安定した日本語環境を業務で必要とする場合は、有料プランの利用が推奨されます。

日本語でのChatGPTの使い方

ChatGPTは、PCのブラウザ版とスマートフォンの公式アプリ版の両方で日本語利用が可能です。いずれも無料で利用を開始できますが、有料プランでは機能や安定性に差が出る場合があります。

ブラウザ版はインストール不要ですぐに始められるため、初心者や試しに利用したい方に便利です。一方で、アプリ版は音声入力や外出先での利用に適しており、PCとの履歴同期も可能です。利用シーンに応じて使い分けるのがおすすめです。

WEBブラウザ版:PCでの使用方法

ChatGPTはPCのブラウザから簡単に利用できます。2025年現在もアカウント登録なしで無料利用を開始できますが、履歴保存やカスタムGPT、ファイルアップロードなどの拡張機能を使うにはアカウント登録が必要です。無料版でも最新のGPT-5を利用でき、日本語でのやり取りが可能です。

利用手順

  1. ChatGPT公式ページ にアクセスする
  2. (任意)アカウントを作成・ログインすると、履歴同期や追加機能が利用可能になる
  3. 画面下部の入力欄に質問を日本語で入力する
  4. 入力後、右横の「↑」ボタンをクリックして送信する
  5. ChatGPTが回答を生成する。続けて質問を重ねれば、内容を掘り下げたり精度を高めたりできる

このように、特別な設定を行わなくても日本語でスムーズに利用できます。

アプリ版:スマホでの使用方法

ChatGPTは公式スマートフォンアプリ(iOS/Android)でも利用できます。必ず開発元が OpenAI であることを確認してインストールしてください。

利用手順

  1. アプリをインストールしてログイン

    App StoreまたはGoogle Playから公式アプリをダウンロードし、OpenAIアカウントでログインします。初回起動時には通知や音声利用の権限確認が表示される場合があります。

  2. 質問を入力して送信

    画面下部の入力欄に日本語で質問を入力し、送信ボタンを押します。

  3. 音声入力・音声会話の利用(任意)

    入力欄横のマイクまたはヘッドホンアイコンをタップすると音声モードが起動します。声の種類を選んで「Start speaking」と表示されたら、日本語で話しかけることができます。GPT-5ではリアルタイムの自然な音声会話が可能です。

  4. ChatGPTが回答を生成

    文字入力の場合は文章で、音声入力の場合は音声で回答します。会話内容は自動的にテキスト化され、あとから確認できます。外出先や手が離せないときには音声入力が特に便利です。

ChatGPTで日本語を使用する時のコツ

ChatGPTを効果的に使いこなすためには、質問の投げ方を工夫する「プロンプトエンジニアリング」が重要です。特に日本語で利用する際には、以下の4つのポイントを意識すると回答の精度が高まります。

AIへの質問の仕方を把握する

ChatGPTの回答の質は、入力される質問(プロンプト)の質によって大きく左右されます。特に業務や専門的な利用では、質問の工夫が不可欠です。

押さえておくべき基本ポイント

  • ほしい回答を明確に伝える
  • 回答の形式を指定する(箇条書き、表形式など)
  • 対話を重ねて掘り下げる
  • 役割(ロール)を与える(例:「あなたは編集者です」)
  • 参考例や背景を提示する

ChatGPTと会話を楽しむだけなら気にする必要はありませんが、医療・法律・金融など正確性が求められる場面では、これらの工夫が特に重要です。

例えば「AIとは何ですか?」のような抽象的な質問では回答が不十分になることがありますが、「AIが得意な分野を3つ挙げ、初心者向けに説明してください」のように具体的に指定すると、より実用的で高精度な回答が得られます。

事前にデータを読み込ませてから質問する

ChatGPTは学習済みデータを基に回答を生成しますが、その知識にはカットオフ(締め切り日)があり、常に最新の情報を反映しているわけではありません。2025年現在のGPT-5も知識には限界があるため、学習範囲外の内容を扱う場合には、必要な情報を事前に与えることが重要です。

GPT-5では「データ分析モード」を利用して、CSV、Excel、PDF、画像などのファイルをアップロードできます。例えば最新ニュース記事を与えて要約させたり、研究レポートを読み込ませて要点を抽出させたり、数値データを基に分析させたりすることが可能です。

商品やサービスの紹介文を作成したい場合も、内容や顧客像、コンセプトなどの情報を提供してから質問することで、より精度の高い文章を生成できます。

回答にどのような情報が必要か聞いてみる

ChatGPTの回答が期待する精度に届かない場合、多くは質問が抽象的すぎるか、必要な情報が不足していることが原因です。そのようなときは、ChatGPTに「よりよい回答のために追加情報が必要な場合は教えてください」と依頼すると、不足している要素を提示してもらえます。

例えば「メール文を作成してほしい」という依頼に対して、「どのような情報が必要ですか?」と聞けば、相手の名前や目的、文体などを整理してくれます。これはメールだけでなく、企画書作成や調査依頼のような場面にも応用できます。

また、GPT-5では「ゴールシーク型プロンプト」として、ユーザーの目指す最終的な答え(ゴール)をChatGPT自身に定義させることで、より効率的に精度を高めることも可能です。

必要に応じて英語翻訳を活用

GPT-5では日本語での理解力や表現力が大幅に向上しており、通常の利用では翻訳を行う必要はありません。ただし、専門的なテーマや複雑な分野では、日本語よりも英語で入力した方が正確な回答を得られる場合があります。

このような場合は、まず日本語で質問文を作成し、それを外部の翻訳ツールやChatGPT自身で英語に翻訳してから入力します。回答は英語で返ってきますが、「日本語に翻訳して」と依頼すれば再度ChatGPTが翻訳してくれるため、手間を減らすことができます。

黒い丸や英語表記など、ChatGPTに日本語で質問するときに起きるエラーと対処法

ChatGPTを日本語で利用する際には、利用環境や質問内容によってまれに不具合が起こることがあります。GPT-5では以前よりも不具合は改善されていますが、完全には解消されていません。以下では、それぞれの原因と解決方法を解説します。

黒い丸が出て回答の生成中に止まる場合

ChatGPTの回答は順番に少しずつ生成されます。その過程で文末に黒い丸「●」が表示され、処理が継続していることを示します。

ただし、●が点灯したまま進まなかったり、途中で消えて回答が最後まで表示されなかったりすることがあります。これは極端に長文である場合やネットワークが不安定な場合に起こりやすい現象です。

黒い丸が出て回答の生成中に止まる場合の対処法

  • 数秒待ってから再確認する
  • 「再生成」ボタンを押して出力をやり直す
  • 質問を分割したり、文字数上限を指定したりする
  • 抽象的な質問ではなく、具体的な条件や目的を明記する
  • 「続きを答えて」や「要約して」と追記して出力を促す

これらの工夫により、生成が途中で止まる現象を避けやすくなります。

回答が英語になるときの対処法

GPT-5は日本語処理が強化されており、通常は日本語で質問すれば日本語で回答が返ってきます。ただし、専門用語や固有名詞を含む質問では、英語で回答されることがあります。

そのようなときは、再度「日本語で回答してください」と明示することで、多くの場合は解決します。状況によっては部分的に英語が混ざることもありますが、質問の条件を具体化することで回避しやすくなります。

回答速度が遅いときの原因と対処法

ChatGPTの回答生成に時間がかかることがあります。GPT-5は日本語処理をネイティブにサポートしているため翻訳遅延は原因ではありません。

主な要因は以下の通りです。

  • サーバーの混雑による処理遅延
  • ネットワーク環境の不安定さ(回線速度やVPNの利用など)
  • デバイス性能やブラウザ拡張機能の影響

対処法

  • しばらく待って再度試す
  • ネットワーク環境を見直す(Wi-Fi切替、高速回線の利用)
  • 不要なブラウザ拡張を無効化する
  • 他のデバイスやブラウザで試す

これらを試しても改善しない場合は、ハードウェア更新やインターネットプランの見直しを検討するとよいでしょう。

日本の情報が出てこないときの対処法

ChatGPTは、日本語で質問すると自動的に「日本に関する回答」を優先して生成するよう設計されています。ただし、質問が曖昧な場合や地名・条件が明示されていない場合には、英語圏など他国の情報を参照してしまうことがあります。これは翻訳処理の問題ではなく、地域判定アルゴリズムの誤りによるものです。

対処法

  • 質問に「日本の〜」「日本では〜」と明示的に書く
  • 「日本の法律」「日本の教育事例」など具体的な条件を追加する

これにより、多くの場合は誤った地域情報が混ざるのを防ぎ、日本に関する正確な回答を得やすくなります。

ChatGPTを日本語で使う時の注意点

ここからは、ChatGPTを日本語で利用する際に押さえておくべき注意点を紹介します。具体的には、回答の正確性の確認、最新情報の限界、機密情報や個人情報の取り扱いに関するポイントです。

回答の正確性を必ず確認する

GPT-5では回答精度が向上していますが、依然として誤った情報を生成することがあります。例えば、存在しない事実を本当のように答えたり、根拠のない内容を提示したりするケースです。AI分野ではこの現象を 「ハルシネーション(幻覚)」 と呼び、会話型AI全般に共通する課題とされています。

そのため、ChatGPTの回答をそのまま信じ込まず、必ず他の信頼できる情報源や一次資料と照合して正確性を確認することが重要です。誤答の頻度は以前より低下していますが、完全に解消されたわけではありません。

最新の情報は自動的に反映されない

前述の通り、ChatGPTは学習済みデータを基に回答を生成するため、常に最新の情報を反映しているわけではありません。GPT-5にも知識カットオフ(更新の締め切り)があり、その時点以降に発生した出来事については正確に答えられない場合があります。

特に投資、AI、技術トレンドのように変化が早い分野では、知識更新の遅れにより誤答が生じる可能性があります。そのため、ChatGPTを利用する際には「モデルの知識は最新ではない」という前提を理解し、最新情報は公式サイトやニュースなどの信頼できる情報源で確認する必要があります。

機密情報・個人情報は絶対に入力しない

ChatGPTはOpenAIのサーバー上で処理されるため、入力した内容はシステム改善などに利用される可能性があります(※ユーザー設定で学習利用をオプトアウトすることも可能)。

しかし、セキュリティやプライバシー保護の観点から、業務上の機密情報や個人情報を入力することは厳禁です。具体的には以下のような情報を絶対に入力しないでください。

  • 氏名・住所・連絡先などの個人情報
  • パスワードや認証コード
  • 契約書や顧客データなどの業務機密

これらを入力すると、情報漏洩や不正利用のリスクが高まります。安全に利用するためには、機密性のない情報に限定して活用しましょう。

 

API利用はセキュリティ面では問題ないがコストには要注意

ChatGPTには、外部アプリケーションやソフトウェアから利用できるAPIが提供されています。
一般に「API利用は避けるべき」と誤解されることがありますが、これは事実とは逆です。機密情報を扱う場合には、API経由の利用がむしろ推奨される安全な方法です。

OpenAIの公式ポリシーでは、APIを通じて送信されたデータはモデルの学習に利用されないと明記されています。そのため、企業や組織が自社サービスに組み込む場合でも、顧客データや社内情報が学習に流用されるリスクを避けられます。これは、Webブラウザ版との大きな違いです。

ただし、APIの利用は従量課金制であり、処理するテキスト量に応じてコストが発生します。日本語は英語よりもトークン消費が多い傾向があるため、利用規模によってはコストが高くなる点に注意が必要です。コストを抑えたい場合は、質問を英語に翻訳してから送信する方法も検討できます。

まとめ

ChatGPTは英語だけでなく日本語にも正式に対応しており、日本語で質問すれば自然に回答を返します。GPT-5では日本語の精度がさらに向上し、英語との差は大きく縮まっています。

インターフェースは標準では英語ですが、有料プランでは公式に日本語UIが利用できます。無料版の場合はブラウザ翻訳を活用する方法もあります。

また、日本語での利用をより効果的にするには、質問の仕方を工夫する「プロンプトエンジニアリング」や、事前にデータを読み込ませるといったテクニックが役立ちます。これらを組み合わせることで、業務から日常まで幅広く実用的に活用できます。

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