無料で利用できるチャットボット10選を紹介!

 2023.03.30  2024.04.23

チャットボットとは、人間に代わってAIがチャットを行ってくれるツールのことです。最近は無料で利用できるチャットボットも数多く登場しており、導入のハードルが下がっているため、利用を検討する企業が増えています。本記事では無料のチャットボットを選ぶ際のポイントや、おすすめの無料チャットボット10選を紹介します。

コンタクトセンターにおける生成AIチャットボットの活用効果とは?

無料で導入できるチャットボットを選ぶときのポイント

まず覚えておきたいのが、無料のチャットボットは有料版を契約するまでのお試し版など、使える期間に制限があるものが多いということです。中には無料期間が過ぎると自動的に課金されてしまうものもあるため注意しましょう。無期限で使える無料プランを設けているところもありますが、有料プランに比べて使える機能に制限があります。

ただ、無料で使えるので気軽に色々と試せるのはメリットです。まずは無料版で機能などを比較してみるのもよいでしょう。的確に比較するためには、自社のチャットボットに必要な機能や導入目的を明確にしておくことが重要です。

ChatGPTをコールセンター業務で活用するためのサンプルプロンプト集
チャットボット製品市場調査

無料で利用できるチャットボット10選

ここからは、無料で使えるチャットボットについて、それぞれのメリットや機能の違いなどを紹介します。なお、実際に導入する際は、事前に製品の公式ホームページを調べ、詳しい情報や最新情報を確認しましょう。

ekubot

「ekubot」は、ベルシステム24が提供するコンタクトセンター向けFAQ特化型のチャットボットです。シナリオをベースにAIが自動応答を行うシンプルなツールで、シナリオは誰でも簡単に編集できます。

ホームページなどを経由した問い合わせにチャットボットが応答することで、業務効率化が図れ、人材リソースを有効活用できます。また、ピーク時の待ち時間短縮や非常時対策にも有効なソリューションです。30日間限定で無料のテストプランがあるので、まずはこちらから試してみてもよいでしょう。

URL:https://www.cloud-contactcenter.jp/solution/chatbot-voicebot#w_01

ChatPlus

「ChatPlus」は、導入実績1万社以上と高い実績を誇るチャットボットです。10日間のトライアル期間として無料で使え、その後も月額1,500円の安価なプランが選択できるので、高いコストをかけなくても手軽に始められます。

データ分析やAPI連携など約5,000個の豊富な機能があり、AI対応と有人対応を組み合わせ、2つをスムーズに引き継ぐことも可能です。また、全プランでエキスパートに相談できるなど、サポート体制やセキュリティ対策も充実しています。

URL:https://chatplus.jp/

HubSpot

「HubSpot」は、マーケティングやセールスなどビジネスのソフトウェアをつなぐCRMプラットフォームです。チャットボット作成ツールも提供しており、テンプレートが用意されているためコーディングなしで簡単にボットの作成やカスタマイズができます。また、テンプレートを使用せず、独自のチャットボットを一から作成することも可能です。

HubSpotのチャットボット作成ツールには、期間を設けず無料で利用できるプランがあります。ただし、使える機能に制限があるため、より幅広い機能を利用したいなら有料版がおすすめです。

URL:https://www.hubspot.jp/
https://www.hubspot.jp/products/crm/chatbot-builder

チャットディーラーAI

「チャットディーラーAI」は、社内向けに特化したAIチャットボットです。社内で頻出する問い合わせをまとめたテンプレートを400種類以上用意しているため、回答を登録するだけですぐ利用でき、面倒な設定や学習がいらないのがポイントです。

無料で利用できるトライアル期間は14日間で、有料プランと同じ環境でチャットボットを試せます。また、導入後も専任の担当者がつき、各種相談や改善提案など手厚くサポートを行ってくれます。

URL:https://www.chatdealer.jp/

GoQSmile

「GoQSmile」は、パソコンやスマートフォン、タブレットなど多様なデバイスに対応可能なチャットボットです。カラーやデザインだけでなく、用途に応じてポップアップ型やページ埋め込み、自由入力タイプなどが選べます。

LINEやMessengerと連携できるため、SNSからの問い合わせも可能であり、WordPressやEC-CUBEからのプラグイン設置も行えます。ECサイトに設置して、顧客の好みに応じた商品を紹介するなど、実店舗のような接客も可能です。

無料トライアル期間は20日間で、この期間もカスタマーサポートが受けられるなど支援体制が充実しています。

URL:https://goqsmile.com/

FirstContact

「FirstContact」は、顧客の課題に合わせた、柔軟なカスタマイズ性が強みのチャットボットです。AIによる自動応答では、文章だけでなく画像や選択式の対話機能が備わっているため、きめ細かな対応ができ、AIから有人チャットへの切り替えもボタンひとつで行えます。

また顧客のニーズに合わせて、LINEやFacebook、Slack、Chatworkといった他社サービスとの連携も可能です。20日間のトライアル期間中は無料で利用でき、有料プランも月額2,980円~とコストパフォーマンスに優れています。

URL:https://first-contact.jp/

AI-FAQボット

「AI-FAQボット」は、LINE WORKSやSlackなどさまざまなビジネスチャットやグループウェアと連携が可能な、社内外向けFAQチャットボットです。

AIの事前学習の必要がなく、質問と回答を入力したエクセルを準備するだけで始められます。また、表記ゆれや未登録の単語も自動で学習する機能がついているため、専門知識のある担当者を置く必要もなくコスト削減にも貢献できるのが特徴です。

トライアル期間は30日間で、最大100問までQ&Aを利用できます。

URL:https://faq-bot.ai/ja/

RICOH Chatbot Service

「RICOH Chatbot Service」は、株式会社リコーが提供するチャットボットツールです。エクセルのQ&Aデータを読み込み、Webサイトに埋め込むだけで利用できるため、専門知識を必要とせず誰でも始められる使いやすさが特徴です。

使い方は簡単で、同義語や類義語、表記ゆれを自動で学習するなど、高い機能を備えています。また、LINEやMicrosoft Teamsなど多くのツールと連携可能なので、日頃よく使うツールを用いてスムーズに質問に答えられます。

無料トライアル期間は30日間で、トライアル時からサポートセンターの導入支援が受けられます。

URL:https://www.ricoh.co.jp/service/chatbot
https://promo.digital.ricoh.com/chatbot/

LINE用チャットボット

LINE公式アカウントを開設すると、管理画面からLINEボットを作成できます。「応答メッセージ」、「AI応答メッセージ」、「Messaging APIを利用したチャットボット」の3つから選べ、フリープランでも月1000通送れます。

LINEは多くの人が利用しているSNSなので、24時間対応のチャットボットを設けることで、より幅広い層からの問い合わせに時間を選ばず対応できます。また、大手ならではの手厚いサポートも魅力です。月に1,000通以上送りたい場合や、より充実した機能を求めるなら、有料プランもおすすめです。

URL:https://www.linebiz.com/jp/service/line-official-account/

Dialogflow

「Dialogflow」は、Googleが提供する無料でチャットボットが作れるサービスです。プログラミング不要で、会話の脈略を理解し自然言語で対話できる高性能なチャットボットが作成できます。

また、GoogleアシスタントやLINE、Slackなど、連携できるサービスも多く、Webページへの埋め込みもできるため使い勝手のよさもポイントです。

URL:https://cloud.google.com/dialogflow?hl=ja

まとめ

チャットボットも社内向けに特化したものや他社サービスとの連携が可能なものなど、それぞれ特徴が違います。自社の目的に合わせて適したものを選びましょう。

期間を決めず無料プランを設けているところもありますが、機能に制限があるため、より高い機能を求めるなら、有料プランを活用するのがおすすめです。まずは実際に使ってみて、操作性や機能を確かめてから、本格的な導入を検討しましょう。

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