Web接客を活用してコンバージョンを改善しよう
福田 哲哉
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目次
福田 哲哉
現代のビジネスにおいて、Webサイトは企業と顧客との接点として重要な役割を果たしています。Web接客とは、オンラインでの接客・対応のことであり、効果的なWeb接客を行うことで、顧客体験価値の向上やコンバージョン率の向上につながります。前回記事では、Web接客の重要性や効果について詳しく解説しましたが、今回はWeb接客によりもたらされるコンバージョン率の向上について解説していきます。
前回記事をご覧になった皆様にはおさらいとなりますが、Web接客の重要性とその効果について、簡単に振り返りをしましょう。
Web接客とは、Webサイト上でユーザーに対して接客することを指します。
リアルの店舗で、販売員が来店したお客様にお声がけをしたり、商品探しのお手伝いをしたり、ご質問に回答するのと同様に、それをWeb上で実現することがWeb接客である、と書くと一番イメージがわきやすいのではないでしょうか。
リアル店舗での販売員の役割は、商品の販売を促進したり、お客様のお困りごとを解決することにあります。
同じように、オンラインにおいても商品購入やサービスのお申込みの後押しのためにWebサイト上でユーザーに対して接客することがWeb接客の役割となります。
Web接客を行うことで、より速やかな対応や効果的なカスタマーサポート、ターゲットのニーズに合わせたカスタマイズや顧客情報管理等、多岐にわたり顧客エンゲージメントのメリットが生まれます。
リアルタイムで効果的にサポートしたり、サービスを提供することはビジネスをますます成長することに繋がります。
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さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回の本題、Web接客によってコンバージョンを高める方法について進んでいきましょう。
そもそも、読者の皆様のサイトにおいて「コンバージョン」は何を指していらっしゃるでしょうか。
ECサイトであれば”商品の購入”、サービス提供サイトであれば”サービスの申込”、法人向けのサイトですと”資料請求”や”案件問い合わせ”かもしれません。
必ずどのサイトにも、目的があって開設され運営されていますので、自サイトの目的とコンバージョンについて正しく理解し、数値を計測できる仕組みは整えておきましょう。
Webサイトにおいてコンバージョンを構成する要素はいくつかあります。
最終的なコンバージョン成果に関わってくる要素としては、例えばECサイトであれば、Webサイトの訪問者数、コンバージョンに至るCVR(コンバージョンレート)、1回あたりのコンバージョン単価、リピート率などが代表として挙げられます。
「コンバージョンを上げる」というと、広告やSEOなどの集客施策、CVR改善の個別手法に目がいきがちですが、
まずは自社サイトのコンバージョンがどのような要素で成り立っているのかを整理してみましょう。
前節では、コンバージョンを構成する主な要素について説明しました。
これらの要素が改善すれば、おのずとサイトのコンバージョンは改善していきます。
では、各要素についてどのようにWeb接客を活用しながら向上できるのか、具体例を挙げながらご説明していきます。
いかがだったでしょうか。
今回は、Web接客を活用したコンバージョン改善について説明しました。お読みいただいて、うすうす気づかれた読者の皆様も多いかもしれませんが、実はWeb接客を活用したコンバージョン改善を実現するために、1つ重要な要素があります。
それは、
ユーザーのサイト上での行動を(できるだけリアルタイムに)把握する
ということです。
リアル店舗での接客でもいえることですが、「接客」はタイミングが重要です。
ユーザーの状況や行動に合わせたタイミングで最適な接客を行うことで初めて、Web接客の効果が発揮され、コンバージョン改善につながります。
みなさまの自社サイトは、訪問ユーザーの行動が分析され、可視化されているでしょうか?
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本日の記事まとめです。
✓ 自社サイトのコンバージョンが何か、定義し計測できる仕組みを整えましょう。
✓ コンバージョンを構成する要素に目を向け、それぞれに最適なWeb接客施策を打っていきましょう。
✓ サイト上でのユーザー行動を正確に把握し、最適なタイミングでWeb接客を行うことで効果を最大化しましょう。
Web接客は、オンライン上でユーザーの顧客体験を向上し、コンバージョン向上に有効なWebマーケティング施策の一つです。
すでにWeb接客に取り組まれている皆様も、
現在のWeb接客がユーザーの顧客体験に最適な影響を与えられているか、この機会に振り返ってみてはいかがでしょうか。

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